名古屋のTRPGサークル モルゲンステルン
 

モミの木の下、御標の約束

◇GM名
ジョン

◇TRPG初心者対応
あり(2人まで)

◇システム初心者対応
あり(2名まで)

◇テーマ
クリスマス ロマンスまたは友情

◇トレーラー及びハンドアウト
◆今回予告

クリック? クラック! 御伽話を始めましょう。

ずっとずっと昔の幼い頃、幼馴染と交わした一つの約束。
「いつか二人が大人になって、離れ離れになってもまた出会える。」

森に囲まれた街で開かれる、年に一度のお祭りは二人が出会う、約束の時。
森に囲まれた街に立っている、丘の上のモミの木は二人が出会う、約束の場所。

二人の約束は雪降る中に果たされる。めでたしめでたし、そのはずだった。
その御標が、下されるまでは。

モノトーンミュージアムRPG
『モミの木の下、御標の約束』


――かくして、物語は紡がれる。

◆ハンドアウト

▼「モミの木の下、御標の約束」【PC1用ハンドアウト】
 パートナー:リーゼロッテ・アーベル 感情:懐旧
 クイックスタート:針の魔女 クラス:裁縫師

 キミは左の地を飛び回り、ほつれを縫う裁縫師だ。ある日、そんなキミの元に御標が下る。
 「ニコラの街の年に一度の祭りの日の夜。奇跡のモミの木の下で幼き日の約束は果たされます。白い雪の降る中、二人は再び出会うのでした。」
 キミにはすぐにピンときた。子供のころに幼馴染のリーゼロッテと交わした再会の約束のことだ。キミは直ぐにその足でニコラの街へと向かった。

▼「モミの木の下、御標の約束」【PC2用ハンドアウト】
 パートナー:リーゼロッテ・アーベル 感情:忠誠
  クイックスタート:微笑する執事 クラス:従者

 キミはアーベル家という貴族に仕える従者だ。そのアーベル家の令嬢リーゼロッテに御標が下ったという。なんでも、ニコラの街で年に一度開かれる祭りで旧友との再会をするのだという。
 旧友との再会を楽しそうに語るリーゼロッテはすぐにでもニコラの街へと出向きたい様子だ。主の喜びこそ従者の喜び。当主に護衛を任されたキミはリーゼロッテとともに街へと出発するのだった。

▼「モミの木の下、御標の約束」【PC3用ハンドアウト】
 パートナー:クラーク・ノーラッド 感情:警戒
 クイックスタート:御標の守護者 クラス:僧侶

 キミは聖教会に所属する僧侶だ。キミにこの度与えられた役目は、ニコラの街の「聖人祭」で祈りをささげること。
 ニコラの街に着いたキミは住人の歓待を受け、クラークという祭りに詳しい学者から風習について教えられることになった。彼は風習について教えるとともに街に下されたという奇妙な御標を興奮した様子で語るのだった。

▼「モミの木の下、御標の約束」【PC4用ハンドアウト】
 パートナー:“赤鼻”ルドルフ 感情:
 クイックスタート:永遠の姫君 クラス:不死者

 キミは永世の時を生きる不死者だ。ニコラの街は時たまに訪れる君のことを温かく迎えてくれる良い街だ。 今年も祭りの季節になり、ニコラの街にやって来たキミはいつもと同じように町長のルドルフに迎えられた。しかし、少し以前と町の雰囲気が異なっている。ルドルフ曰く、最近街に過激な聖教の考えが広がっているのだという。

◆登場人物
・リーゼロッテ・アーベル
 PC1の幼馴染。商いの国に住むアーベル家という貴族の令嬢。どのような相手とも対等に話す、よく言えば公平な、悪く言えば態度の大きいお嬢様。その割に色々と空回り気味な面がある。

・クラーク・ノーラッド
 ニコラの街に住む学者。火傷して醜い顔を隠すためと常にローブを目深にかぶり顔を見せない。祭りの風習に非常に詳しく、祭りの取り仕切りを行っている。

・“赤鼻”ルドルフ”
 ニコラの街の町長を務める気のいい初老の男。紡ぎ手や其達に関わらず、街を訪れる人々みんなを温かく迎える寛容な性格。

◆舞台設定:ニコラの街
 聖都より北西に位置する小さな街。冬の12月の終わりがけに街を救った聖人ニコラウスに感謝をささげ、翌年の安寧を祈る祭り「聖人祭」が開かれる。聖人に扮した僧侶が街の住人や来訪者に贈り物を贈る風習があり、毎年雪の降る季節にも関わらず幾らかの人々がやってくる。また、街の中央の丘には大きなモミの木がそびえたっており、その木の下では奇跡が起こるという言い伝えがある。

◇延長有無
有(できるだけ時間内での終了を心がけますが卓の状況次第で延長する可能性が有ります。)

◇レギュレーション
プレイヤー:3~4人
演者レベル:3
使用可能ルール:すべて使用可能。GMはインカルツァンドまで使用。

◇コメント
今回のシナリオは、遠い日に交わした幼馴染との約束を果たすため、御標に従い雪降る街のお祭りへと向かいます。
立派なレディになったヒロインと、世界の理から外れてしまったPC1。そんな二人が再開するロマンスもしくは友情物語を描きます。 果たして紡ぎ手たちはクリスマスの夜に幸せな御標を達成することができるのか。
と、所謂季節もののシナリオとなります。

この度、初めてモルゲンステルンで卓を立てることとなりました。ジョンと申します。 クリスマス(イブイブ)の楽しい時間を過ごせたらと思いますので、よろしくお願い致します。

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