名古屋のTRPGサークル モルゲンステルン
 

「鉛の心臓に愛を込めて」

◇GM名
ついんている

◇TRPG初心者対応
あり(1人まで)

◇システム初心者対応
あり(TRPG初心者含めて2名まで)

◇テーマ
一度終わった後の物語、ちょっぴりビター、風雲からくり城

◇トレーラー及びハンドアウト

――世界は美しい、とあの方は仰いました。

  ならば、今この瞬間が間違いなのです――

歯車の町には、からくり作りが好きな魔女が住んでいました。
魔女は町のために色んなからくりを作り、町の人達に好かれていました。
魔女も町の人達が大好きで、彼らはずっと仲良く暮らしていたのです。

ですから、そんな日々を壊した御標が正しいはずがありません。
そんな悪い御標は書き換え、忘れてしまいましょう。

罵声も悲鳴も剣戟も、飛び散る歯車も赤い飛沫も、それらを連れてきた愚かな人達も。
この平和で幸せな町には全く不要なものなのですから。

モノトーンミュージアム 「鉛の心臓に愛を込めて」

間違えたまま終わらぬ物語に、どうか正しいカーテンコールを。

PC①ハンドアウト パートナー:"歯車の魔女"エレノア 推奨感情:純愛
クイックスタート:名もなき旅人 推奨テンプレート:旅人

君にとって魔女エレノアは、帰りを待っていてくれる大切な人だ。
旅先で信じられない噂を耳にした君は、大急ぎで故郷である"歯車の町"に戻ってきた。
噂の内容は、歯車の町の魔女が異形に堕ち、それを討つべく御標が下ったというものだ。
果たして君が彼女が住むからくり城の扉を叩くと、出迎えたのは変わらない笑顔のエレノアだった。
……いや、違う。彼女は人間だったはずだ。関節に継ぎ目など無い。お前はいったい誰だ!

PC②ハンドアウト パートナー:アデーレ 推奨感情:尊敬
クイックスタート:歯車仕掛けの従者 推奨テンプレート:からくり

君は"歯車の町"のからくり城で生み出されたからくりの一人だ。
「末っ子」である君は特に一番上の「姉」であるアデーレに厳しくも優しく導いてもらったものだ。
しかしある夜、君は突然アデーレの手で梱包され、有無を言わさず遠方の町に出荷されてしまう。
そして今、主人から暇を貰った君は久しぶりにからくり城の門をくぐった。
アデーレからあの夜の真意を聞けば、君の胸の軋みは止まるだろうか。

PC③ハンドアウト パートナー:ゴドウィン卿 推奨感情:警戒心
クイックスタート:永遠の姫君 推奨テンプレート:貴人

君は知己であるゴドウィン卿に乞われ、彼に代わり"歯車の町"を治めるためにやってきた貴人だ。
御標に導かれて悪の魔女を改心させたと評判の彼は、しかし精魂尽きたので町の領主の任を後進に託したいという。
しかし君は知っている。ゴドウィン卿はずっと歯車の町を掌握したがっていた。
人望と能力で町に君臨していた魔女を、念願叶ってやっと排除したところのはずなのだ。
人が変わったような彼の柔和な笑顔が気持ち悪い。裏がないか調べる必要があるだろう。

PC④ハンドアウト パートナー:ミリー 関係:友情
クイックスタート:奇妙な隣人 推奨テンプレート:其等

"歯車の町"に住む子供、ミリーは少しばかり両親に恵まれないが笑顔を忘れない良い子である。
そのミリーが、最近両親が優しくなったと君に嬉しそうに報告してきた。
領主から配られた「魔女の宝玉」のご利益だとミリーは喜んでいるが、君からすればきな臭い。
彼女の両親を張ってみれば、どうやら"嘘屋"から嘘を買おうと算段している様子。
可愛い友人がこれ以上奴らに泣かされるところは見たくない。奴らの狙いを探らなければ。

◇延長有無
延長の可能性があります。予めご了承ください。

◇レギュレーション(使用サプリや戦闘難易度、自作可否、特殊ルールなど)
 PC作成はクイックスタートを推奨。
 ルールブック所持者は演者レベル3によるコンストラクション可。
 使用可能ルールブックは基本、インカルツァンド、トレイトメント。
 なお、戦闘難易度はサンプルシナリオ程度を想定しています。

◇コメント
 今回のお話は、平和であったはずの町に降りた御標が起こした騒動の、その後の話です。
 理不尽な御標が降りた時、人はどうするでしょうか。
 紡ぎ手であれば抗うことができますが、誰もがそうはなれません。
 そして紡ぎ手がいなければ歪んだ御標も果たされてしまうのです……と、シリアス風味を醸し出しつつ。
 健気なからくりメイドに心が震える方、落とし穴や抜け道、隠し部屋といった単語にロマンを感じる方は是非当卓へおいでください。
 伝統芸能の「紐でくいっ」も完備しております!

 紡ぎ手の皆さんと卓を囲める日を今から心待ちにしております。
 どうぞよろしくお願いします。

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